(一社)京都障害者スポーツ振興会とは
京都障害者スポーツ振興会の目的
本会は、心身障害者のスポーツを振興し、スポーツを通じて心身障害者の健康の増進と豊かな生活の実現をはかることにより、京都における社会福祉の進展に寄与することを目的とする。
<京都障害者スポーツ振興会規約より抜粋>
<京都障害者スポーツ振興会規約より抜粋>
京都障害者スポーツ振興会 設立の経緯
昭和46年10月10日に京都府立体育館がオープンし、この体育館の建設目的や計画は、当初から「府民を対象とする体育館」として建設された。競技選手はもちろんのこと、日頃スポーツをする機会の少ない障害のある人や老人にも利用できるようにと体育館の自主事業として「障害のある人々のスポーツ」の取り組みを行う。このことが京都における障害のある人々のスポーツの深い理解と実践の出発点となった。
そして、これを機会に京都の障害のある人のスポーツ全体を把握し、これを推進する団体を設立する気運が盛り上がり、芝田徳造氏の呼びかけで昭和46年10月中頃、障害児者の団体、障害者施設、盲・聾・養護学校など14団体の代表者が2回の準備会を開き、同46年11月29日『全京都心身障害者スポーツ振興連絡協議会』が発足した。
昭和53年に「京都障害者スポーツ振興会」と名称を変更し、加盟団体も32団体となり、以来今日まで、自主事業、委託事業、共催、後援事業など関係機関・団体の絶大なるご指導・ご支援・ご協力をいただき、年間多くの障害のある人々のためのスポーツ振興事業を実施し、創造性と活力ある振興会として活動を展開している。
そして、これを機会に京都の障害のある人のスポーツ全体を把握し、これを推進する団体を設立する気運が盛り上がり、芝田徳造氏の呼びかけで昭和46年10月中頃、障害児者の団体、障害者施設、盲・聾・養護学校など14団体の代表者が2回の準備会を開き、同46年11月29日『全京都心身障害者スポーツ振興連絡協議会』が発足した。
昭和53年に「京都障害者スポーツ振興会」と名称を変更し、加盟団体も32団体となり、以来今日まで、自主事業、委託事業、共催、後援事業など関係機関・団体の絶大なるご指導・ご支援・ご協力をいただき、年間多くの障害のある人々のためのスポーツ振興事業を実施し、創造性と活力ある振興会として活動を展開している。
京都障害者スポーツ振興会の事業内容
- 1. 障害者スポーツを主催する。
- 2. 各障害者関係団体の行うスポーツ行事に協力し、援助を行う。
- 3. 心身障害者のスポーツに関する研究を行う。
- 4. 心身障害者スポーツ振興のための普及活動及び指導者養成のための諸活動を行う。
- 5. その他目的達成のために必要な事業を行う。
>> 平成30年度事業計画書(案)[PDF]
京都障害者スポーツ振興会の組織
競技委員会
(陸上・卓球・水泳・シンクロ・卓球バレー・アーチェリー・車いす駅伝・車いすハンドボール・フライングディスク・ボウリングの10専門部)
(陸上・卓球・水泳・シンクロ・卓球バレー・アーチェリー・車いす駅伝・車いすハンドボール・フライングディスク・ボウリングの10専門部)
各競技の選手養成と強化、各競技審判員の養成、全京都障害者総合スポーツ大会の開催、全国障害者スポーツ大会選手選考・強化、全国車いす駅伝競走大会選手選考・強化、各種スポーツ大会の参加選手及びチームの状態把握に関すること。
つどい委員会
(つどい・地域のつどい・水泳のつどいの3専門部)
(つどい・地域のつどい・水泳のつどいの3専門部)
京都府立体育館の障害者スポーツのつどい、北部・南部地域のつどい、水泳のつどいの企画・運営に関すること。
指導者委員会
(登録事業・研修事業・研究開発・ボランティアの4専門部)
(登録事業・研修事業・研究開発・ボランティアの4専門部)
本会の会員(コーチ・ボランティア)の登録、(公財)日本障がい者スポーツ協会公認障害者スポーツ指導員の登録、障害者スポーツに関する研修の計画と実施、京都府障害者スポーツ指導者養成事業、障害者スポーツの振興に関わる科学的研究、新種目及びルールの研究、障害者スポーツ施設・用具の調査研究、ボランティア全般に関すること。
広報委員会
(会報・普及啓発の2専門部)
(会報・普及啓発の2専門部)
会報「つどい」発行、府民の障害者スポーツ意識の高揚を図り、障害者スポーツの普及振興に関すること。
総務委員会
(事務局)
(事務局)
本会の庶務全般、事業の企画・立案・調査、各部の調整と事業の円滑化、他団体との連携、その他各部に属しない事業に関すること。
京都障害者スポーツ振興会 活動の経過
昭和46.10.10
京都府立体育館開館
運営の基本として、対象別のスポーツ推進事業(心身障害者を含む)を実施することが決定。
運営の基本として、対象別のスポーツ推進事業(心身障害者を含む)を実施することが決定。
昭和46.11.29
全京都心身障害者スポーツ振興連絡協議会設立
福祉の観点から各種の団体が独自にスポーツに係っていたのを、スポーツの分野について1つのテーブルについて振興への活動を展開することで13団体が結集。
福祉の観点から各種の団体が独自にスポーツに係っていたのを、スポーツの分野について1つのテーブルについて振興への活動を展開することで13団体が結集。
昭和47. 2.13
心身障害者(児)スポーツ教室開催要項決定
全京都心身障害者スポーツ振興連絡協議会に共催依頼。了承を受ける。
全京都心身障害者スポーツ振興連絡協議会に共催依頼。了承を受ける。
昭和47. 3.12
第1回心身障害者(児)スポーツ教室開催
第2競技場・参加者69人・指導者21人
第2競技場・参加者69人・指導者21人
昭和47. 5. 7
心身障害者(児)スポーツのつどいに名称変更(第2回)
毎月第1日曜日開催を原則として実施が決定。参加カードを発行
毎月第1日曜日開催を原則として実施が決定。参加カードを発行
昭和48. 4
年間計画に組み入れ、定期開催決定。事業として定着
昭和48. 3.21
巡回スポーツ教室開催 綾部高校 毎年3地域で継続開催
昭和49. 1. 6
第1競技場使用を決定
昭和50. 7
中川りつ子選手が、ストークマンデビル国際車いす競技大会に出場し、車いすスラローム競技で優勝
昭和51. 9. 5
第50回記念「大運動会」開催
昭和52. 1
第1回京都府身体障害者スポーツ講習会開催
昭和52. 2
「第1回障害者スキー・雪あそびのつどい」開催 毎年開催
昭和52. 4
「心身障害者スポーツのつどい」に改名
昭和52. 8. 5
「第1回障害者水あそび」開催
昭和53. 9.11
京都障害者スポーツ振興会に名称を変更する
昭和54. 2
京都府身体障害者スポーツ指導者研修会開催 以後毎年開催
昭和55. 5. 2
ハンディキャブ(リフト付きマイクロ)による送迎開始
昭和55. 7
第1回『障害者スポーツキャンプ』開催 丹後療育センター
昭和55.10. 3
社会体育優良団体として、文部大臣表彰受賞
昭和55.11. 3
第100回記念心身障害者スポーツのつどい開催 翌月から会報「つどい」発行
昭和56. 3.25
京都新聞社会福祉事業団より「社会福祉功労者賞」団体表彰
昭和56. 3
ヨーロッパ3カ国の障害者スポーツ事情視察(西ドイツ、オランダ、英国)
昭和56. 4
宮城まり子の25時間チャリティテレソン(KBS京都TV)で、「障害者スポーツセンター構想」が主テーマになる。
国際障害者年記念第1回全京都身体障害者スポーツ大会開催。以後毎年開催
(卓球、陸上競技)
国際障害者年記念第1回全京都身体障害者スポーツ大会開催。以後毎年開催
(卓球、陸上競技)
昭和57. 4
第一回丹の国あやべ車イス駅伝競走大会開催(以後毎年開催)
昭和57.10
京都府立伏見湊公園総合体育館温水プールで障害者水泳教室開催(10月から3月まで、毎週木曜日夜間に開催)
昭和58.10.16
全京都身体障害者総合スポーツ大会に水泳大会が加わる
水泳教室終了者によるシンクロナイズドスイミングチームが水泳大会で演技発表
水泳教室終了者によるシンクロナイズドスイミングチームが水泳大会で演技発表
昭和59. 7
日本体育協会が京都国体開催を正式決定。これによって、全国身体障害者スポーツ大会の京都開催も内定
昭和60. 6
京都市長諮問「障害者スポーツのあり方」答申
昭和60. 9
「心身障害者スポーツのつどい」府内で開催(丹波・城陽)
第3回全京都車いす駅伝競走大会は会場を京都府立丹波事前運動公園及び周辺道路に移し以後毎年9月に開催
第3回全京都車いす駅伝競走大会は会場を京都府立丹波事前運動公園及び周辺道路に移し以後毎年9月に開催
昭和61.10
全京都身体障害者総合スポーツ大会にアーチェリー大会が加わる
昭和63.10
第24回全国身体障害者スポーツ大会「愛とふれあいの京都大会」開催
公開競技で「卓球バレー」、「車いす駅伝競走」
障害児学校・施設の障害者約1,000人を中心とした「ふれあい演技」
水泳競技のオープニングで障害者シンクロの演技発表
開・閉会式で史上初めて選手に椅子を提供
重度障害者のための新しいスポーツ種目として「ビーンズバック投げ」「電動車いす直線走」、「電動車いすスラローム」
公開競技で「卓球バレー」、「車いす駅伝競走」
障害児学校・施設の障害者約1,000人を中心とした「ふれあい演技」
水泳競技のオープニングで障害者シンクロの演技発表
開・閉会式で史上初めて選手に椅子を提供
重度障害者のための新しいスポーツ種目として「ビーンズバック投げ」「電動車いす直線走」、「電動車いすスラローム」
平成元. 5
事務局を京都市みぶ身体障害者福祉会館内に設置
平成元. 9.10
全京都身体障害者スポーツ大会に「療育の部」を加え、全京都障害者総合スポーツ大会と名称を変更 この大会より「卓球バレーの部」が加わる
平成元.11
障害者福祉優良奉仕団体として「厚生大臣特別表彰」を受賞
平成元. 2
愛とふれあいの京都大会記念して「全国車いす駅伝競走大会90」を開催
平成 2. 7
(財)京都府体育協会に加盟(全国で初めて)
平成 3. 4
事務局を京都市障害者スポーツセンターに移転
平成 3. 9. 9
第7回全京都車いす駅伝競走大会に、重度障害の人を対象とした種目として「ミニ駅伝競走大会」を新設
平成 3.12
第2回全京都車いすハンドボール大会より、京都日吉が丘ライオンズクラブ他と共催事業
平成 4. 5
第1回全国障害者シンクロナイズドスイミングフェスティバル開催
平成 5. 3
第1回ゆうあいボウリング大会開催(以後毎年、京都南部・北部・中部地域の順に開催)
平成 6. 3
第6回全国車いす駅伝競走大会で京都Aチームが初優勝
平成 6. 3. 9
京都シティハーフマラソン「車いすの部」に8名参加
平成 7. 1.29
「1995年朝日スポーツ賞」を受賞
平成 8. 6
本会設立25周年にあたり、京都府知事より「障害者スポーツ功労賞」を受賞
平成 9. 9
全国高校総体公開競技として「養護学校卓球バレー大会」を開催
平成10.12
100回記念「障害者水泳のつどい」開催
平成11.12
「卓球バレー全国発表会」開催
平成13.11
創立30周年記念祝賀会開催 振興会旗を制定、30年史発行
平成14. 7.31
京都障害者スポーツ振興会「30年史」発刊
平成16.10.10
第1回全京都障害者フライングディスク大会開催
平成20. 6
平成20年度ヒューマンかざぐるま賞を京都障害者スポーツ振興会が受賞
平成20.12. 3
内山茂生顧問が厚生労働大臣表彰「身体障害者等社会参加促進功労者」受賞
平成22. 4.14
全京都障害者総合スポーツ大会主催者会議において参加対象年齢を15歳から13歳以上に変更
平成22. 8.22
城陽スポーツのつどい300回記念大会
平成23. 4.13
全京都障害者総合スポーツ大会主催者会議において参加対象年齢を13歳から12歳以上に変更
平成23. 6.10
鳴滝総合支援学校に「卓球バレー競技発展の地」の記念碑設置
平成23.11
「設立40周年記念シンポジウム・祝賀会」を開催
平成25. 9
台風18号で伏見湊公園体育館の機械室が水没。復旧まで水泳のつどい中止
平成26. 7
「障がいのある子どものスポーツ教室」開催 以後毎年開催
平成26.11.27
「障害者スポーツのつどいスタッフ」京都新聞大賞福祉賞を受賞
平成27. 6.14
障害者スポーツのつどい500回を達成 「つどい500」開催
平成27.12. 3
芝田徳造顧問「障害者自立更生等厚生労働大臣表彰」受賞
平成29. 4. 3
一般社団法人になる
平成29.12. 5
芝田徳造顧問「障害者自立更生等内閣総理大臣表彰」受賞