「水泳」は一般の競泳競技規則に準じて行われますが、障害の種類や程度によって一部の規則が変更されています。例えば、視覚障害の選手の場合、ゴールタッチやターンの際に壁にぶつかって怪我をしてしまう可能性があります。そのため、コーチがタッピングバー（合図棒）を使って選手の身体に触れて壁の接近を知らせることが認められています。また、下肢に障害があり飛び込みスタートが困難な選手は、水中からのスタートが認められています。選手は障害の種類や程度、運動機能によってクラス分けされ、クラスごとに競技を行います。

参考：「日本パラリンピック委員会公式ホームページ（競技紹介：水泳）」http://www.jsad.or.jp/paralympic/sports/swimming.html